義風会について

代表あいさつ

「ここに医療、介護、福祉の道を歩み始める」


私たち生長グループは、創設者であり前代表の生長豊健が1983年に、岡山市北区下足守に生長内科(現在のあしもりクリニック)を開設しスタートしました。そして、備中高松・足守地域の皆さまにご支援をいただき、地域の医療機関として成長を続けて参りました。


さらに「地域医療とは地域づくり」と考え、開設当初から訪問診療(在宅医療)に取り組み、患者様の生活環境や生活習慣に配慮した診療に努めてきました。
その結果、病気の慢性化や複数疾患など、高齢者特有の悩みを解決するには医療と福祉の連携が必要と考え、「特別養護老人ホーム」を設立。社会福祉法人義風会を立ち上げました。
また、住み慣れた地域で「生きがい」を持ち、長く健康的に豊かな良い時間を過ごしていただきたいという思いから、地域のみなさまの健康増進に努めるとともに、在宅医療・介護施設・病院というシームレスな医療・介護連携、および生活支援を可能にする体制を整え、今日に至っております。


このたびそのグループを引き継ぐにあたり、前代表が目指したこと、夢見ていたことを改めて心に刻んでいます。

それは、地域のみなさまが、住み慣れたこの地で、生きがいを持ちながら健康的で豊かな時間を過ごせるように、その方が必要とされる人生の最後までお支えしたい。また地域のみなさまにとって、生長グループがあれば安心だと思っていただけるような存在でありたいということです。


私自身、生長グループのスタッフの一員としてみなさまに接することになり、当初は自分に福祉の仕事が合っているのか、果たして高齢者のみなさまとうまく接することができるのか、そんな不安がいっぱいでした。
しかし、介護の現場は、そんな私の不安や迷いを待ってはくれません。目の前の介護に懸命に向き合うなかで、仕事のたいへんさ、そして利用者のみなさまとかかわれる喜び、介護の楽しさを知ることができました。と同時にこのグループの必要性、重要性を知ることができました。それは、利用者のみなさまに教えていただいたといってもいいでしょう。


「生きがいの探求、生きがいの創造」が私たち生長グループの理念です。
地域のみなさまの声に耳を傾け、よりよい地域医療と福祉の充実と発展のために、全力を注いで参ります。これまでと同様に引き続きご支援を賜りますようお願いいたします。


生長グループ代表   生長 高広 Takahiro Ikenaga


理念:生きがいの探求、生きがいの創造
    目標:地域の皆さまが住み慣れた地域で少しでも長く、豊かなよい時間を過ごしていただけるように活動する。
    連携協力医療機関:国立病院機構(岡山医療センター)、岡山中央病院、岡山赤十字病院、心臓病センター榊原病院、岡山協立病院、まび記念病院、済生会吉備病院など